日経平均株価・調整最終局面を迎える

 


北川博文の相場独り言

日経225先物は、16,000円を割り込みました。この値段が週末まで続くと三角保ち合いが下放れしたことになります。各地のセミナーで話しているとおり、アベノミクスの2万円相場の上昇12,000円に対する調整の最終局面です。ホールドしている銘柄は、企業業績と照らせ合わせて維持するかロスカットするかを判断しましょう。業績が良ければ夏以降に反転するでしょう。この様な市場環境にもかかわらず、発掘株2銘柄がストップ高でした。ストップ高『6026GMO』は、黄金株となって8000円を目指しそうな勢いです。

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北川博文のNY市況

13日NY債券市場は、先進国の国債利回りが歴史的な低水準となり、比較的利回りが高い米国債に投資妙味があるとの見方が広がるなか、原油価格や株価の下落によるリスク警戒感から期間が短めの国債への選好が強まり、2年債と10年債の利回り格差は0.8998%と2007年11月以来8年半ぶりの水準に縮小した。 米10年債利回りは一時1.608%と2月11日以来の水準に低下した。

 

為替市場は、前週末の流れを引き継ぎ英国の欧州連合(EU)離脱などを警戒したリスク回避の円買い・ドル売りが優勢となった。午前中は、原油価格が持ち直したことから、円買い圧力が鈍る場面も見られたが、米株価の下落を眺めて再び円が買われ、午後5時現在は1ドル/106円20~30銭の円高・ドル安となった。

 

株式市場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)や欧州連合(EU)離脱の英国民投票を控えて警戒感が広がるなか、ビジネス向け交流サイトのリンクトイン買収に合意したマイクロソフトが2.6%下落し、シトロン・リサーチが空売りしていると報じられたフェイスブックも2.3%安となるなど大手ハイテク株が売られ、相場を圧迫した。ダウ工業株30種平均は、 17732.48ドルの▲132.86ドル安で引けた。

 

金相場は、英国の欧州連合(EU)離脱への警戒感から世界的な株安となり、安全資産とされる金に買いが入った。ただ、為替市場でドル買い・ユーロ売りが進行したことから、一時上げ幅を縮小する場面もあった。

 

原油相場は、英国の欧州連合(EU)離脱に警戒感が広がり、リスク資産である株や原油などに売り圧力が強まるなか、中国国家統計局が発表した5月の鉱工業生産や小売売上高などが低調で、中国の景気減速が改めて意識されたことから、同国エネルギー需要の減退懸念が台頭し相場を下押しした。ただ、為替市場でドルが対ユーロで反転するとドル建て原油の割安感から、一時1ドル以上上昇する場面も見れた。

 


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