上海総合指数下落で波乱が
北川博文のNY市況
21日NY市場は、日本の財務省が発表した9月貿易統計速報で、輸出は数量ベースで3カ月連続で減少し、金額ベースでも小幅増にとどまったことから、世界経済減速懸念が再燃し、債券市場の国債価格が5日ぶりに上昇して、利回りは低下した。
為替市場は、中国上海総合指数が下落したことを受けて、リスク回避からドルがオーストラリアドルなどの新興国・資源国通貨に対して買われて上昇した。ドルは対円で、芳しくない日本の貿易収支による景気減速懸念から買われた。
株式市場は、原油価格の下落からエネルギー株が売られ、また、さえない決算が嫌気されたヤフーが売られて反落した。ダウ工業株30種平均は17,168.61ドルで▲48.50安で引けた。
金相場は、本日開催の欧州中央銀行(ECB)理事会を控えて追加緩和策への思惑が交錯するなか、6営業日連続で1,175ドル近辺を維持していたが、ドルが対ユーロで回復するとテクニカル要因による利益確定の売りなどから下落した。
原油相場はこの日、米エネルギー情報局(EIA)が午前中に発表した週間原油在庫が、前週比800万バレル増と市場予想の2倍以上に膨らんだことが嫌気され下落した。ただ在庫週報発表後は、ガソリン在庫が減少したことから下値は底堅く、安値拾いの買いが入る場面もあった。
サラトレードシステム独り言
金と白金が高値保合で日替りシグナル点灯です。
この様な動きの時は、損切が発生します。
でも、この損切りを嫌っていては、
次に来る大きな波に乗ることが出来ません。
ここは、我慢強くトレードするのみです。
継続がシステムトレードで勝つ秘訣です。
ゴムは利益を積み上げています。
今日は、欧州中央銀行理事会で
20:45に公定歩合発表
21:30に記者会見となっています。
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