人民元高でドル安株安
北川博文の相場独り言
夜間取引の市況は、為替市場で中国人民元が上昇したことをきっかけに、ドルの利益確定の動きから円高となり、また年末商戦の百貨店の売上高が予想以上に落ち込んだことを受けて米株価が反落した。日経225先物は、米国市場の動きや円高を眺めて売り圧力が強まり1万9375円まで反落した。
今日の東京市場は、米長期国債利回りが大きく低下し日米金利差が縮小していることから、ドル円相場の上振れは考えられず金融や輸出関連の大型株が売られ、一方で米ナスダック市場が上昇していることからマザーズ市場は堅調に推移しそうだ。
またも日米ともに2万大台を前にして足踏みしているが、今晩の米国雇用統計の結果次第でどうなるか注目です。
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