米大統領選挙トランプ氏優勢でで株安

 


北川博文の相場独り言

夜間取引の市況は、ロイターの世論調査で共和党候補ドナルド・トランプ氏の支持率が46%、民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官が45%で、トランプ氏がクリントン氏を1ポイントリードしたとの報せで米株価が100ドル超急落し、リスク回避姿勢から安全資産としての円は一時103円80銭まで上昇した。日経225先物は、米株価の下落を受けて売り圧力が強まり、一時17140円まで売り込まれ、終値は前日比200円安となった。

本日は、昨日のNY市場の流れを受けて売り先行で始まるが、明日未明のFOMC声明発表を控えていることから仕掛けづらい。ただ、日米金利差は依然、拡大傾向にあり円高に進むことは考え難い。株価も17500円超えに失敗したが再度挑戦するだろうから安値は拾いたい。

日経平均日足チャートは、スリートップラインにサポートされおり、この近辺で下げ止まると反発も早いが、少し下値を探るようだと時間を要することになる。

 

日経平均先物・日足チャート

 

 

 

 


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