格言どおりの夏枯れ相場
北川博文の相場独り言
夜間取引の日経225先物は、為替市場で米連邦準備理事会(FRB)の利上げ姿勢をめぐる不透明感からドル円相場が99円台に下落し、一時16,430円まで売られた。その後、米国の7月新築住宅販売件数が市場予想に反して増加したことによるドルの買い戻しから反発に転じたが、上値も限定的で16,550円で取引を終えた。
市場は、相次ぐ米国地区連銀総裁らの年内に利上げ実施を示唆する発言を受け、米利上げの時期の手掛かりを得ようと、26日のFRBイエレン議長講演に注目している。
相場は、格言どおりの夏枯れとなって上にも下にも動けない状況が続いているが、低位株を仕込むには良い機会となる。本日の発掘株は3銘柄です。
【本日の発掘銘柄】
発掘者はサラです。
証券コード | 銘柄 | 業種 | 市場 | 予想PER | 実績PBR | 予想1株配当 | 業績 |
2162 | 日本マニュファ | サービス | JQS | 7.33倍 | 0.79倍 | 5円 | ☂ |
《発掘者コメント》
製造派遣・請負の中堅企業で中国での労働派遣を育成中。20年3月期までに海外売上高を前期の390億円から8割増やし700億円にする方針だと23日付の日経新聞が報じ材料視された。同紙によると人手不足の中国などの人材派遣・請負を伸ばすほか、複合機向けの電源の受託製造を拡大する。
株価は出来高最多価格帯を抜いてきた。MACDヒストグラムはボトムアップしてプラス圏に浮上し、550円の窓埋めが目先の目標となる。
日本マニュファ日足チャート
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