任天堂銘柄の騰勢続く

 


北川博文に相場独り言

本日は記念すべき『東証マザーズ指数先物』の上場日。東証とついているが、大阪取引所に上場しているという少しややこしい銘柄だ。ただ、変動率は日経平均株価の1.4%に対して2.2%と大きいのでトレードチャンスが増えることは間違いない。

本日の高値は943.35P(ポイント)、安値が910.45P32.90Pの値幅、これを前日終値換算の変動率は3.4%と日経平均株価の約550円幅に相当する大きな変動率だ。デイトレーダーにとって、収益機会を窺うことが十分可能な銘柄がまた1つ増えたことになる。

日経225先物当限は、16,720円の戻り高値で引けているが、ストキャス%Dは94.26%まで上昇し、MACDヒストグラムもそろそろピークアウトしそうなところにある。これらのテクニカルの数値から判断すると、今の上昇の流れが継続して17,000円を超えるとは考えにくい。一旦、下を窺ってから29日の金融政策決定会合を迎えることをイメージしている。

 

NY市況

19NY債券市場は、朝方発表された6月の米住宅着工件数が市場予想を上回ったことで、国債 利回りが上昇する場面も見られたが、国際通貨基金(IMF)の最新の世界経済見通しで、英国の欧州連合(EU)離脱決定で「不確実性が大きく増した」と指摘したことから、世界的に経済・政治面で予期せぬことがなお待ち受けている可能性があるとの懸念が意識され、国債が買い戻される動きが見られ利回りは低下した。 

為替市場は、良好な米住宅関連指標を受けて米経済の先行きに対する楽観的な見方からドルに買いが集まり、円は一時106円台半ばまで下落した。しかし、円売りが一巡すると円を買い戻す動きから、ほぼ変わらずの水準に落ち着いた。

株式市場は、医薬品・日用品のジョンソン・エンド・ジョンソンの四半期決算が市場予想を上回ったことが好感され、同社株は1.7%上昇して市場を牽引し、ダウ工業株30種平均を押し上げ最高値を更新した。反面、金融のゴールドマン・サックスは、四半期決算は増益となったものの大半の事業がさえない内容だったことから売られ1.2%安となり、また動画配信サービスのネットフリックスが契約数の伸びが予想を下回ったことから売られて13.1%急落し、S&P総合500とナスダック総合を押し下げる要因となった。

金相場は、朝方に発表された良好な経済指標を受けて、一時マイナス圏に沈む場面も見られたが、前週安の反動による買い戻しもありプラス圏で推移した。ただ、為替市場でドル買い・ユーロ売りが進行したことから上値は限定的だった。 

 原油相場は、世界的な原油の供給過剰感が根強いなか、為替市場でドルが対ユーロで上伸したことから、ドル建て原油の割高感から売られた。

 

 

 


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